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【看護師退職体験談⑧】ブラック病院を同期全員で一斉に辞めた話〜退職代行サービスの選び方と実際に使ってみた感想とは〜

仕事・学校が辛い

こんにちは!のぞみです

私は現在フリーで看護師をしています。前職は地元にある病院の血液内科病棟に勤務していました。

当時の病棟の労働時間や業務内容が過酷すぎて、

3年目の6月に同期全員(私含め4人)で一斉に退職した経験があります。

今回は、ちょっと変わった私の退職体験談をお話していこうかと思います。

★今回お話ししていくこと★

  • 血液内科の勤務内容や労働時間
  • 同期全員一斉に退職できた方法
  • 退職代行サービスの選び方とオススメの代行サービス
  • 退職してからの生活

血液内科病棟の勤務内容や労働時間

超過酷な労働環境

  • 8時出勤の22時退勤
  • ほぼ毎日輸血や抗がん剤
  • 元気だった人がいきなり亡くなっている事がある
  • 師長の人格が崩壊している

皆さんは血液内科病棟と聞くとどのようなイメージがありますか?

よくドラマで見るのは白血病の患者さんが入院している病棟が血液内科病棟ですね。

実は血液内科病棟には白血病の患者さんだけでなく、多発性骨髄腫や悪性リンパ腫、再生不良性貧血など血液系の疾患の患者さんがいます。

血液に異常がある人が多いため、輸血は毎日のようにあります。
輸血は通常の点滴とは違い、輸血開始から5分間は患者に付き添わなければいけません。その後も定期的にバイタルを測定したり、滴下速度を確認するなど、ベッドサイドに訪室する必要があるため、基本的に輸血以外の業務がなかなか進みません。

輸血以外にも抗がん剤を使用するため、嘔吐やめまいなど患者さんの副作用に対応しなければなりません。それ以外にも骨髄穿刺や移植など、血液内科病棟特有の業務のほか、通常業務の点滴や記録などもあるため、かなり忙しいです。退勤時間は基本的に20時を回る事が多く、遅い時は22時まで仕事をしていました。

また、元気だった人が突然亡くなっていることも血液内科あるあるです。

皆さんは腫瘍崩壊症候群という病気をご存知でしょうか?看護師国家試験にも出題されましたが、がん細胞が壊れることによって、細胞内に含まれているカリウムが血中に流出して心停止に陥る病気です。

そのため、抗がん剤を投与している人が腫瘍崩壊症候群を起こし、突然心停止になって発見されることがたまにあります。

このように、毎日遅くまで残業しなければならない状況や、突然人が亡くなっているような過酷な環境に耐えきれず、1年目の終わり頃にはストレスで蕁麻疹ができるようになっていきました。

しかし、そんな過酷な労働環境の中でも唯一良いことがありました。それが人間関係です。

終わらない処置や記録があれば、先輩が手伝ってくれたり、スタッフの悪口をいう人が誰1人としていませんでした。病棟内の人間関係が他科に比べて圧倒的に良好で、看護師だけでなく、先生も良い人が多かったです。残業してたらスタバを奢ってくれたり、たまの休みには豪華なディナーをご馳走してくれたりもしました。また、分からない疾患や処置があれば、丁寧に教えてくれたので、家に帰って勉強することがなかったです。

人間関係が最高に良かったため、どんなに辛い業務でも頑張れました。

しかし、2年目の冬に師長が異動になり、新しくやってきた師長に全てを狂わされました。

師長の人格が崩壊している

  • シフトミスが多い
  • 平気で暴力を振るってくる
  • 動かずに指示ばかり出してくる
  • 男には上目遣い
  • 前世がたぶんゴキブリ

2年目の終盤に異動してきた師長は最悪でした。

異動初日はスタッフ一人一人に丁寧に挨拶してきて、「困った事があったらなんでも言ってね」と声をかけてくれました。師長というのは基本忙しいため、スタッフ一人一人に声をかけるなんてことはあり得なかったため、当時は「あ、この師長はとても良い人なんだな」と思い、信用していました。

しかし、ある日の出来事で師長のことを一気に嫌いになりました。
その日はスタッフ全員が忙しい日で、朝から輸血や採血、骨髄穿刺などの処置が山のように入っており、みんな慌ただしく動いていました。ひと段落し、疲れ切った表情でナースステーションに戻ると、師長からいきなりビンタされました。

私は最初何が起こっているのか分からず、唖然としていましたが、いきなり「そんな疲れた顔して患者さんのところに行かないでください!迷惑です!」と訳のなからないことを言われました。その後、師長はスタスタと歩いていき、何事もなかったかのように仕事に戻りました。

私は訳がわからず、先輩にすぐに相談しました。すると先輩は、「あの師長、前の病棟でもスタッフに暴力まがいのことしてたらしいよ」と言われました。

ではなぜ、日常的に暴力を振るっている師長がクビにならないのかというと、私の勤務する病院の構造が少し特殊だからです。
私が勤務する病院は、家族経営の病院で院長・副院長・看護部長が家族なんです。うちの病棟の師長は看護部長の親戚に当たる人のため、ちょっとの不祥事くらいでは師長を辞めさせることはできません。

また、師長は全く仕事ができませんでした。シフト表には毎回ミスがあり、夜勤の次の日に日勤が入っていたり、月またぎの配慮を忘れていたりしたため、毎月シフト表を見るたびにうんざりしていました。さらに、スタッフが忙しい時でも師長は椅子に座って指示を出すだけで、自分から動こうともしませんでした。

極め付けが、男に対して上目遣いをするところです。
男性看護師や男性の医師にはちょっと高めの声で話かけますが、私たち女性に対しては威圧的な態度で接してきます。そのため、女性スタッフは師長のこと嫌っていました。

この師長のせいで私は仕事に対してさらにストレスを感じるようになり、蕁麻疹も毎日のように出ていました。

オススメの退職方法と退職代行サービスの選び方

【退職代行ガーディアン】に同期全員で登録して一斉に退職した
 

そんな最悪な師長に耐えきれず、それまで一緒に頑張ってきた同期3人と私は3年目の6月に退職しました。

どのように退職したのかを紹介していきますね。

まず、一斉に退職するとなっても師長は絶対に認めてくれません。4人も一気に抜けてしまったら、忙しい業務がさらに忙しくなるし、病棟が回らなくなってしまいます。また、今の病棟の師長は、1人でも辞めることを許してくれませんでした。
というのも、私の一個上の先輩が、先に退職したがっていて、師長に何度も退職を申し出ていたのですが、頑なに辞めさせてもらなかったのです。

そのため、私たち同期は確実に退職できる方法を探しました。そこで見つけたのが、退職代行サービスです。

中でも、退職代行サービスの【退職代行ガーディアン】は、友達からの評判が良く、「担当の人が丁寧だし、LINEですぐに対応してくれるから電話苦手な人でも簡単に辞められるよ!」と聞いていたため、こちらを利用しました。


退職代行ガーディアンを実際に使ってみた感想

現在、退職代行サービスは様々な会社が行なっており、どれを選べばいいか分からないと思います。また、「本当に退職できるのか?」と疑問に思ったり、「高額な金額を要求してくるのではないか?」と不安を感じてしまいますよね。

私も【退職代行ガーディアン】を利用する前は同じように思っていました。現に、こちら側の知識がないことを理由に、明らかに不当な金額を要求された人もネットで見ました。

そのため、複数の退職代行サービスの料金体系や特徴を前もって調べたり、実際に利用した友達に評判を聞いたりして、一番良いと思った【退職代行ガーディアン】に登録しました。

【退職代行ガーディアン】の特徴を下記にまとめてみました。

★退職代行ガーディアンの特徴★

  • LINEで即日対応のため、連絡した日から仕事に行かなくて良い
  • 相談する回数に制限がなく、料金が一定(一律29,800円)
  • 労働組合が運営しているので、職場に交渉してくれる
  • とにかく相談に丁寧

まず、悪質な退職代行サービスでは、相談する回数に応じて追加料金が発生する場合があります。そのため、質問したいことなどがあっても十分に聞けずに契約してしまう事があり、結果的に「退職できませんでした」となるケースがあるようです。もちろん返金はしてくれず、それ以降音沙汰がないということもあります。

さらに、一般企業が運営している退職代行サービスだと、職場への交渉が法律的に認められていません。そのため、最終的な退職は自分自身で行うこととなります。

これらを加味した上で、「料金が一律かつ低価格」で「退職まで全てやってくれる」【退職代行ガーディアン】を選びました。

そして、同期全員で【退職代行ガーディアン】に登録し、退職届を郵送で提出しました。郵送にしたのは、病院側が確実に退職届を受け取るためです。

退職届を手渡しにしてしまうと、その場では受け取ってもらえても、後から受け取っていないと言い訳されることもあるため、確実に受け取ってもらえる郵送を選びました。同時にユニフォームも郵送で返却し、【退職代行ガーディアン】を利用してからわずか5日後には正式に退職できました!

もしも、退職することに迷っている方や、退職代行サービスを使うことに不安を感じている方は【退職代行ガーディアン】を利用してみてください。

退職してからの生活

退職後はコロナ関連の仕事をしている
時給3000円を超えるものが多い!!

退職後は【看護のお仕事派遣】ナースパワー人材センターの二つの派遣会社に登録し、新型コロナワクチンの接種業務や療養ホテル関連の仕事を行なっています。

今はコロナバブルで、ワクチンバイトや療養ホテル、PCR検査業務などの仕事は時給3000円を超えるものが多く、長期的に行えば病棟よりも稼ぐ事が可能です。

また、業務自体もルーチン作業が多く、経験年数が少なくても従事可能なため、比較的若い看護師さんでも稼ぐ事ができます。

【⬇︎実際に来た療養ホテルの求人⬇︎】


上記療養ホテルの求人は時給が5000円で夜勤手当が8万円だったため、すぐに埋まってしまいましたが、このような高時給の案件がバンバン来ます笑

ワクチンバイトや療養ホテルのお仕事に興味のある方はぜひ【看護のお仕事派遣】ナースパワー人材センターに登録してみてくださいね。



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