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【ワンポイントアドバイス】
一般的には点滴側で採血してはいけないと学びますよね。そのため、臨床でも点滴をしている側の腕は避けて、やむ負えず足から採血する場合があります。
しかし、ある研究データによると点滴側で採血しても採血した血液データには何も問題ないと言うことがわかりました。(詳細は動画内の論文をご覧ください)
具体的な手順としては、点滴施入部から15cm抹消側であれば採血データには影響ありません。
なぜなら点滴は静脈に刺入するため、薬剤は抹消ではなく心臓、つまり中枢に流れていきます。
例えば腕から点滴を入れた場合、薬剤は手の方(抹消側)ではなく、心臓の方(中枢側)に向かいます。そのため、ルート刺入部から15cm離した抹消側であれば薬剤の影響はなく、採血データに影響はありません。
詳細はイラスト付の動画で解説していますのでご覧ください。
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