スポンサーリンク 降圧薬の仕組み〜β遮断薬が喘息禁忌の理由とは?ARBやACE阻害薬の作用機序とは?〜 循環器 Twitter Facebook はてブ Pocket LINE コピー 2021/7/14 2021/5/25 【動画版はこちら】 教科書をわかりやすく!「降圧薬の仕組み」〜β遮断薬で喘息禁忌なのはなぜ?ARBとは?〜 【資料DLはこちら】 降圧薬の仕組みダウンロード 【資料閲覧はこちら】 【あわせて読みたい記事はこちら】 RAA系とは?〜レニンアンジオテンシンで血圧上昇の仕組みをわかりやすく解説!〜レニンアンジオテンシン系の働きをわかりやすく解説しました。まず血圧が低下すると、腎臓にある傍糸球体細胞というものが感知し、レニンという物質を分泌します。レニンは肝臓で作られているアンジオテンシノゲンという物質をアンジオテンシンⅠに変換します。アンジオテンシンⅠは肺から分泌されているACEという物質によってアンジオテンシンⅡになります。これが血圧をあげる働きをします。 【β遮断薬を詳しく解説した記事はこちら】 β遮断薬の作用機序とは?禁忌や副作用をわかりやすく解説!β遮断薬とはアドレナリン受容体の一つであるβ受容体を遮断する薬です。アドレナリン受容体にはα受容体とβ受容体があり、それぞれ作用が異なります。β受容体とは心臓や血管、気管支などに存在し、心臓の収縮力上昇、血管拡張、気管支拡張作用などがあります。そのためβ遮断薬投与により、心機能抑制からの徐脈、気管支狭窄からの呼吸困難などが起こります。喘息では元々気管支が狭窄しているため、β遮断薬は禁忌となります。
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