オザグレルとアルガトロバンとは?〜心原性脳梗塞が禁忌の理由やアテローム脳梗塞に用いられる理由を解説!〜
オザグレルは血小板の凝集を抑えて血栓が大きくなるのを防ぐ抗血小板薬です。そのため、血小板が中心の血栓である動脈血栓に用いられます。アルガトロバンは抗凝固薬であるため、フィブリン中心の血栓の増大を防ぎます。そのため、心房内の血栓や静脈血栓に用いられます。しかし、心原性脳梗塞では、アルガトロバンは禁忌になっています。理由としては、出血性梗塞のリスクがあり十分なエビデンスが確立されていないためです。
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