スポンサーリンク モルヒネとは〜作用・副作用の機序をわかりやすく解説!〜呼吸抑制・嘔吐が起こる仕組み 薬理 Twitter Facebook はてブ Pocket LINE コピー 2021/7/23 【動画版はこちら】 教科書をわかりやすく!「モルヒネの作用・副作用機序」〜呼吸抑制や嘔吐はなぜ起こる?〜 【資料ダウンロードはこちら】 モルヒネダウンロード 【資料版はこちら】 【補足】 モルヒネで便秘が見られる理由⇨モルヒネ投与によって腸管運動を支配している腸内神経でのアセチルコリン放出が抑制(アセチルコリン遊離抑制作用)されるため、蠕動運動が弱まり、便秘になる モルヒネで縮瞳が見られる理由⇨瞳孔括約筋(瞳孔を小さくする筋肉)には直接作用しない⇨動眼神経(瞳孔を縮瞳させる神経)を刺激するため瞳孔括約筋が収縮し、縮瞳が生じる 【合わせて読みたい記事はこちら】 β遮断薬の作用機序とは?禁忌や副作用をわかりやすく解説!β遮断薬とはアドレナリン受容体の一つであるβ受容体を遮断する薬です。アドレナリン受容体にはα受容体とβ受容体があり、それぞれ作用が異なります。β受容体とは心臓や血管、気管支などに存在し、心臓の収縮力上昇、血管拡張、気管支拡張作用などがあります。そのためβ遮断薬投与により、心機能抑制からの徐脈、気管支狭窄からの呼吸困難などが起こります。喘息では元々気管支が狭窄しているため、β遮断薬は禁忌となります。
コメント