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高ナトリウム血症の症状や治療をわかりやすく解説!〜急激にブドウ糖液を注入するのがダメな理由とは?〜

循環器

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ちなみにですが、高ナトリウム血症では発症から48時間以上(慢性期)と48時間未満(急性期)で5%ブドウ糖液の投与速度が異なります。

スライドにもあるように、細胞内の水分が足りなくなると、それを補うためにタウリンやグルタミンなどの物質を増やします。浸透圧の基本は「濃い方に水分が移動する」ことでした。そのため、細胞内にタウリンなどの物質が産生されることにより、細胞内の濃度が細胞外よりも濃くなるため、細胞内に水分が引き込まれていきます。
こうすることにより細胞が元の大きさに戻っていきます。

実は、タウリンやグルタミンなどの産生が活発になるのは48時間後です。

そのため、慢性期にブドウ糖液を急速注入すると脳浮腫になります。

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